【センター速報】英語分析+アドバイス | 東進ハイスクールJR奈良駅前校|奈良県

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2017年 1月 15日 【センター速報】英語分析+アドバイス

 

◆設問別分析

【第1問】A 単語の発音 B 単語のアクセント 
今年も例年同様に発音とアクセントの出題で、Aは「下線部の発音がほかの三つと異なるもの」を選ぶ問題が3問、Bは「第一アクセントの位置がほかの三つと異なるもの」を選ぶ問題が4問と、形式・問題数ともに変更はなかった。発音問題、アクセント問題とも基本的なレベルであった。

【第2問】A 文法・語法 B 整序英作文 C 対話文中の英文完成
例年同様の出題形式で、Aが文法・語法問題、Bが整序英作文、Cが対話文中の英文完成問題であった。A問題は基本的な出題が多かったが、二語のペアを選ぶ問題では、やや難解な選択肢もあり、確実な文法・語法の知識が求められている。Bは英文を形作る力が試されており、日頃英文をアウトプットする訓練をしていない受験生は若干手を焼いたかもしれない。今年で三年目となるCは形式面では慣れている受験生が多かったと思われるが、(A)(B)の対になる選択肢がやや紛らわしく、迷ってしまった受験生も多かったのではないか。第2問は全体的には標準的な難易度であった。

【第3問】A 対話文中の空所補充 B 不要な文の選択 C 意見内容の要約
例年通り、文脈から正解を選ばせる問題で、大きな変更はなかった。Aの対話文の空所補充問題は、空所の前後から判断すれば正解はおのずと決まる基本的な出題であった。Bの不要文選択問題は、落ち着いて解けば主題から外れている文を選ぶのはそれほど難しくなかったのではないかと思われる。Cの意見内容の要約問題は、昨年までの一人の発言者の意見内容を選ぶ問題から、複数の発言者に共通の意見内容と全体を通して述べられている内容を選ぶ問題に変わったが、出題の主旨は変わらないので、特に解きにくいと感じた受験生はいなかったのではないか。第3問は全体的に標準的な難易度であった。

【第4問】A 図表を使った説明文読解 B 説明文書などの読み取り
問題形式に昨年から変化はなかった。Aは、生徒が校庭で過ごす時間をエリア別に考察した文章を題材とする、グラフを含む読解問題で、設問形式は、グラフの項目にあてはまるものを選ばせる問題や本文の主題を選ばせる問題、最後のパラグラフに続くトピックを推測させる問題など昨年同様である。難易度としては、問題文・設問ともに標準的と言える。Bはビデオクリップのコンペティションに関する文書の読み取り問題で、設問数・設問傾向とも昨年同様である。例年に比べ表よりも文字による情報が多いが、読み取るべき内容をすばやく判断・抽出することが求められる点は例年通りである。

【第5問】物語文の読解
昨年9年ぶりに出題された物語文が今年も出題され、配点・設問数も昨年と同一だった。物語の内容は、語り手が夢の中で猫に変身し、あまりほめられるとはいえない態度をとっている自らの姿を新たな視点から見て反省する、というものである。英文自体は平易でわかりやすく、設問も全体としては標準的と言えるが、物語文に特有の主人公の心情を読み取る必要があり、説明的文章とは別の読解力が求められる。

【第6問】説明的文章の読解
友情を長く保ち続けるための秘訣について論じた文章を素材とする長文総合読解問題。形式的には従来とほぼ同じ内容一致問題で、本文の語数も昨年とほぼ同じであった。設問別に見ると、Aは指定されたパラグラフに関するオーソドックスな内容一致問題が4問、本文全体の主旨を問う問題が1問で、昨年同様、下線部を説明する問題が1つ含まれていた。Bは6つのパラグラフの内容をまとめる見出しを問うもので、従来通りの形式であった。総じて言えば、本文と設問のレベルは昨年と同じく標準的で、難解な語句も含まれておらず、落ち着いて考えれば高い正答率が期待できるだろう。
 
◆学習アドバイス
 
センター試験の英語では、発音・アクセント・文法・語法・語彙・英作文・口語コミュニケーション・英文読解からなる6題の大問を、これまでに得た英語の知識・情報処理力・読解力を総動員し、得点につなげることが求められます。80分という制限時間内で高得点を狙うには、基礎学力である語彙・文法を完全な知識として身につけた上で、読解力を鍛錬することが必要です。こうした力は一朝一夕に付くものではなく、日頃から英語を日常生活の中で「読み・書き・聞き・話す」時間を出来る限り増やすことで総体的な英語の力を高め、さらに演習量を多く積むしか対策はありません。つまり、盤石な基礎力を身につけた上で、何度も予行演習を繰り返すことで本番で結果を出せるのが、センター試験なのです。次年度以降、問題構成が多少なりとも変更されても、どんな問題にも対応できる確実な英語力を養いましょう。以下、分野ごとの対策を参考にしてください。
(1)発音・アクセント
発音・アクセントはセンター試験の問題の中でも比較的正答率の低い大問です。この分野では発音・アクセントの規則やパターンなどを体得することが不可欠です。学習対策としては、英文を音読する習慣を大切にしましょう。英単語を暗記する際には、ネイティブ音声教材を利用して音読し、単語の意味だけでなく、正しい発音やアクセントを一緒に覚えましょう。また、発音・アクセントに特化した市販の問題集を一冊解くのもよいでしょう。
(2)文法・語法
文法・語法問題については、英語の基礎学力を試す問題が万遍なく出題されます。対策が比較的おろそかになりがちなのが、単語・熟語・類語の用法など語彙や語法に関する分野です。センター試験では、語法に関する問題が文法と同程度かそれ以上の比重で出題されるということをしっかり認識して、日頃から語彙力・語法の強化に努めましょう。
(3)英作文
整序英作文では語法・文法・構文の知識を、問題を解く上で正しく運用する力が試されます。日頃から、主語・述語・修飾関係などの英文の構造に注意して学習し、標準レベルの例文を音読してしっかりと身につけましょう。またセンター試験の過去問などをたくさん解き、問題形式に慣れておきましょう。
(4)口語コミュニケーション
会話問題では、会話の場面・話題・発言の意図・会話全体の流れなどを正確につかむ力が求められます。実際の会話におけるコミュニケーション力の素地をつくることにも役立ちますので、会話でよく使われる基本的な応答表現や慣用表現の知識を日頃から増やしていきましょう。
(5)英文読解
センター試験では、制限時間内で数多くの英文を読み解く力が求められます。センター試験の英文には難解な語彙や構文は出されませんが、制限時間内で正確に文章を読み問題を解く力、つまり速読速解力を高める訓練が必要です。語句や表現の意味が問われる問題では、文脈からその意味を推測する力が試されます。図表と説明文を結びつけて答える問題では、情報処理能力が求められます。長文読解問題では、パラグラフごとのテーマを把握し、その論理展開を見抜く力を養うことが重要です。また物語文の読解では「行間を読む力」がポイントになります。
センター試験の過去問を始めとして、内容を理解した英文を音読することを習慣化し、英語を英語の語順で理解する力をつけることで、大きく読解力が養われます。学力の伸びを確認するには、東進の全国統一高校生テストを含めて年6回実施されるセンター試験本番レベル模試を活用して、弱点の発見とその補強に努めましょう。総体的な英語の力を高め、本番直前まで繰り返し演習量を積み、目標点に近付くよう継続して学習を進めていきましょう。