校舎からのお知らせ | 東進ハイスクールJR奈良駅前校|奈良県

校舎からのお知らせ 

2018年 1月 15日 【センター速報】地学学習分析+アドバイス

◆設問別分析

【第1問】地球の内部構造、地震とプレート、地球の形状とアイソスタシー、上部マントルとマグマの生成
問1は地球の内部構造について、問2は地震波の性質について基礎的な理解を確認する出題。問3は深発地震の理解を問う問題で容易。問4は海底の磁気異常の分布と地磁気逆転の年表からプレートの移動速度を求める計算。基本的な問題であった。問5はジオイドの回転楕円体に対する起伏の大きさを問う出題で初出。正答率は低いと思われる。問6はアイソスタシーの計算の標準的問題で容易であった。問7はかんらん岩と水の付加によるマグマの発生に関する基礎的な問題。問8は玄武岩質マグマの特徴についての理解を確認する出題で基礎的。
【第2問】変成岩、地質図、河川
問1は片麻岩についての理解を問う出題。問2は多形に関する知識問題。問3は簡単に断面図が書ける、地質図学の基本的で容易な問題。問4は扇状地についての基本的な出題。問5は侵食・運搬・堆積作用についての基礎的知識を問う出題。
【第3問】風の吹き方、エルニーニョ、海水の運動
問1は地衡風についての基礎的問題。問2はブロッキング高気圧の知識が問われた。問3は地表付近の風についての基本的な知識。容易である。問4と問5はエルニーニョについての基本的な出題。問6はコリオリの力のはたらき方と環流の西岸強化の理解を問う基礎的問題。問7は潮汐についての基礎的理解を確認する出題。問8は津波の速度の公式を覚えているかどうかで、覚えていれば容易。
【第4問】HR図、金星
問1はHR図と赤色巨星についての基礎的な問題で。問2はHR図と恒星の進化についての基本知識の確認。問3は見かけの明るさと距離から絶対等級を求める標準的問題。問4は金星についての知識を確認する出題。基礎的。問5は問題文を正確に読めばよい。
【第5問】(選択問題)地質時代の気候と地質構造、火成岩
問1は地質時代の気候の変遷についての基礎的知識。問2は地質構造の空間的把握。横ずれ断層についての理解が問われているが、容易。問3は火成岩の鉱物組成と化学組成、斜長石の化学組成についての基礎的知識。問4は花こう岩についての総合的知識を確認する問題。
【第6問】(選択問題)宇宙の構成要素、天体の姿
問1は宇宙の歴史と恒星の進化と元素についての総合的知識を問う出題。問2はダークエネルギーとダークマターの量を知っているかどうか。問3は教科書の写真を見ていれば容易。問4は銀河の世界についての知識を問う基本的な出題。

◆学習アドバイス
◇センター試験「地学」の特徴を知ろう
センター試験地学が新課程の「地学基礎」と「地学」の2科目になって今回が4回目です。センター試験「地学」がどのようなものか、まずは今回のセンター試験「地学」についてその出題形式と内容を確認するために、問題に挑戦してみましょう。「地学基礎」についても同様に挑戦してみて、「地学」と「地学基礎」の違いを確認しておきましょう。また、昨年度の問題にも挑戦してみましょう。「地学基礎」は学習したけれど「地学」の学習はこれからという人も多いでしょうが、まずは「地学」がどのようなものか、「地学基礎」とどう違うか、体験しておくことです。
センター試験の出題範囲は教科書に限られています。センター試験で高得点を得るためには、「教科書」→「問題演習」→「教科書」という流れの学習方法を徹底して、教科書を徹底理解することが大切です。特に、昨年・今年と基礎事項の正確な理解と応用力が問われる出題になっています。まず、教科書の通読から始めましょう。すでに授業を受けている場合も、あらためて教科書を通読しましょう。はじめは、理解しようとか暗記しようとか考えずに、地学の内容を概観することが大事です。地学は地球物理、プレートテクトニクス、岩石・鉱物、地質・地史、気象、天文、自然環境と範囲が多岐にわたっています。これらについてどんなことを学ぶのか、どのような図表やグラフがあるのか、大体のイメージを最初に作っておくことがその後の学習に役立ちます。
◇これからの学習について
教科書を通読したら、今度はできるだけ丁寧に教科書を読んでいきます。このときに大事なことは暗記することでなく、地学の各分野それぞれの論理の展開を把握することです。どのような観測や観察、実験がされて、そこからどのような考察がされているのかを理解しましょう。そのために、図・表・グラフを正確に読む力をつけていきましょう。教科書の図やグラフはセンター試験に繰り返し出題されています。図やグラフを正確に読むためにはそれを自分でノートに書いてみることが大切です。書いてみると、見ているだけでは分からなかったポイントが見えてくるはずです。
◇模試を活用しよう
「地学」には十分な過去問がありません。以前の地学Iとは範囲も内容もかなり違っています。ですから、早くから多くの模試を受けることが学習を進めるうえで重要になります。2ヵ月ごとに実施される東進のセンター試験本番レベル模試は年6回で地学の出題範囲をすべてカバーしていますから、学習の進み方と学習の不足点を判定できるとてもよい機会になります。2月からの受験にぜひチャレンジしてみてください。

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2018年 1月 15日 【センター速報】生物学習分析+アドバイス

◆設問別分析

【第1問】生命現象と物質(タンパク質・酵素、スプラシング)
Aはタンパク質の構造や酵素の性質に関する基本的な知識問題、Bはスプライシングに関する知識問題と実験考察問題である。全体としてやや難しめである。問1~問4は基本的な知識問題であるが、すべて文章選択問題であり、やや細かい知識が必要なこともあって時間がかかるだろう。問5の計算は問題集などで慣れていないと難しく、得点差がついたであろう。問6は見かけほど難しくはない。
【第2問】生殖と発生(外胚葉領域と遺伝子、花粉管の誘導と伸長)
Aは両生類の原基分布図に関する知識問題と外胚葉の領域の広がりにかかわる遺伝子に関する実験考察問題、Bは被子植物の重複受精に関する知識問題と、花粉管伸長の誘導と花柱のはたらきに関する実験考察問題である。知識問題、実験考察問題は標準的である。問1は原基分布図の知識があれば解ける。問2の実験考察問題は、実験結果を整理し、選択肢を照らし合わせ、明らかに矛盾する選択肢を除いていく作業に時間がかかり、得点差がついたであろう。問3は、実験結果が明確であり、解釈は難しくはないだろう。問4の重複受精の知識は典型的なものである。
【第3問】生物の環境応答(筋収縮、植物の病害抵抗性反応)
Aは筋収縮に関する知識問題と実験考察問題、Bは植物の病害抵抗性反応と遺伝子に関する知識問題と実験考察問題である。全体に標準的である。問1・3は基本的な知識問題である。問2は単収縮と強縮の収縮度合いが違うことがわかるかどうかが鍵である。問4は標準的な知識問題である。問5は標準的な実験考察問題であるが、遺伝子Xと遺伝子Yの関係を考えて遺伝子XとYの二重変異体を考えねばならず、時間がかかる。
【第4問】生態と環境(生態系の物質収支、種間関係)   
Aは窒素代謝に関する知識問題と生態系の物質収支に関するデータ考察問題であり、Bは種間関係に関する実験考察問題と生態系に関する知識問題である。全体的に標準的な問題である。問1は標準的な知識問題である。問2・問3は総生産量や純生産量など物質収支の計算式を知っていないと解けず、得点差がついたであろう。問4は、文章の内容を理解するのに時間がかかり、ミスを誘発しやすい。また、カッコウの托卵は基本的には寄生であることがピンとこず、戸惑った受験生もいたであろう。問5は攪乱や生物多様性について理解していないと2つ正答するのは難しい。
【第5問】生物の進化と系統(集団遺伝、分子系統樹、適応進化、生物の進化)
Aは集団遺伝と分子系統樹に関するデータ考察問題と計算問題、Bは植物の適応進化に関するデータ考察問題と生物の進化に関する知識問題である。全体としては易しめであるが、分子系統樹の計算問題で得点差がついたであろう。問1は遺伝子頻度を計算しなくてよく、易しめの考察問題である。問2の計算は、計算方法を知っているかどうかで大きく得点差がついたであろう。問3の知識問題は選択肢がわかりやすく、易しめである。問4は実験結果を理解するのに時間がかかるが、それほど難しくはない。問5・6は易しい知識問題である。
【第6問】遺伝子組換え実験(制限酵素、プラスミド、選択培地)
遺伝子組換え実験と選別に関する実験考察問題である。問題文が長く、理解するのに時間がかかる。問1は標準的な知識問題である。問2・3は、国公立二次や私大の入試で典型的であり、一度解いていれば解けるが、初見だと、文章の内容を整理するのに時間がかかり、得点差がついたであろう。
【第7問】生物の進化と生態(学名、個体群、配偶者選択)
学名、個体群、生態と進化に関する複合問題である。問1・2は標準的な知識問題であり、易しめである。問3は問題文が長く、実験1~3の解釈に時間がかかり、得点差がつくであろう。

◆学習アドバイス
◆センター試験について
センター試験生物では、大問6題を試験時間60分という限られた時間で解答することになります。この6題の大問は、教科書の「生命現象と物質」・「生殖と発生」・「生物の環境応答」・「生物と環境」・「生物の進化と系統」の5つの単元からまんべんなく出題されます。つまり、センター試験は、教科書全体から幅広く出題されます。気になる難易度ですが、センター試験は平均得点率が60%になるように作られています。年度や大問によって難易に差はあります。問題の内容ですが、約半分程度は基本的な知識問題です。これは、教科書で学習する用語をしっかりと覚え、教科書に載っている実験内容と結論をきちんと整理していれば容易に解ける問題です。ただし、かなり詳細な知識が要求されることもあるので、細かいところまでしっかりと覚えておく必要があります。これを怠ると高得点は望めません。残りは、実験考察問題や計算問題です。よく「生物は暗記科目」と思われがちですが、センター試験は教科書の基本的な知識を土台にした実験考察問題が出題されます。これらはまず、問題文を読みこなし、データを解析して、正しい解答を導き出す能力が必要になりますが、一朝一夕で身につくものではなく、周到な準備が必要です。さらに、センター試験では、実験結果を見ただけでは何の結論も得られない実験考察問題が出題されることがあります。このような問題は、実験結果と選択肢を照らし合わせて正解を導きださねばなりません。また、計算問題は、数学と同様に、たくさんの演習を行うことで処理速度が上がっていきます。計算問題に時間をとられなければ、他の実験考察問題に時間をつかうことができるので、高得点が狙えます。
◆模試を活用しよう!
まずは、教科書の基本的な内容をしっかり学習し、「全国統一高校生テスト」を含めて年間6回実施する東進のセンター試験本番レベル模試を積極的に受けてセンター試験の形式や時間配分にも慣れ、学習の成果を確認していきましょう。

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2018年 1月 15日 【センター速報】化学学習分析+アドバイス

◆設問別分析

【第1問】物質の構造
問1 各単原子イオンの陽子数、中性子数、電子数が与えられ、陰イオンの質量数が最も大きいものを選ぶ問題。まずは、陰イオンを選び、その上で質量数が最大のものを選べたかがポイントであった。
問2 典型元素と遷移元素に関する正誤問題。1、2族、12~18族元素が典型元素、3~11族元素が遷移元素であることを覚えていたかがポイントであった。
問3 六方最密構造の単位格子に含まれる原子の数を答える問題。単位格子の図が与えられているため、六方最密構造の格子内の原子を数えたことがあったかどうかがポイントであった。
問4 外圧と水の沸点の関係を示すグラフを選ぶ問題。外圧と蒸気圧が一致する温度が沸点であることがわかっていれば、グラフの数か所の点を読み取ることで解答できる。
問5 質量モル濃度を表す文字式を選択する問題。モル濃度と質量パーセント濃度の変換は慣れていても、モル濃度と質量モル濃度の変換は見慣れずに、戸惑った受験者も多かったと思われる。
問6 物質の状態に関する正誤問題。過冷却の現象に気付けたかがポイントであった。
【第2問】物質の変化と平衡
問1 炭素の状態変化に関わる反応熱を求める問題。計算に必要な熱化学方程式が与えられており、熱化学の基本的な問題であった。 
問2 反応速度と生成物の生成量に関する問題。この反応は不可逆反応であること、また、Aを2倍にしてもBを増やしていない点に注目できたかがポイントであった。
問3 中和反応と電気伝導度に関する問題。aはこの中和反応で生成する塩は沈殿物であることがわかったかがポイントである。bは基本的な中和滴定の量的関係を問うものであった。
問4 メタノールを用いた燃料電池の問題。負極の反応式が与えられているため、流れた電子の物質量を求めれば、容易に解答できる。
問5 アンモニアの電離定数を、加水分解定数と水のイオン積で表す式を選択する問題。酢酸を題材にした問題は解き慣れていた受験生が多いと思われるが、アンモニアが題材で戸惑った受験者もいたかもしれない。
【第3問】無機物質
問1 身近な無機物質に関する正誤問題。ルビーやサファイアの主成分を覚えていたかがポイントであった。
問2 ハロゲンの単体に関する正誤問題。塩素を含むオキソ酸は盲点になっていた受験者も多いと思われる。
問3 2種の気体の性質に関する正誤問題。まずは、気体A、Bを正しく同定できたかが重要である。その上で、その気体の性質に関する知識を必要とする、やや解きにくい問題であった。
問4 与えられた記述から2種の元素を選択する問題。元素アはリンの同素体に関する知識、イはMgとCaの性質の違いを覚えていれば解答できる。
問5 水和水を含む硫酸塩の化学式を選択する問題。見慣れない物質が題材となっており、難しかった。核物質の質量の差に注目して立式できたかがポイントであった。
【第4問】有機化合物
問1 分子を構成する原子数を選ぶ問題。化合物名から正しく構造式を思い浮かべられるかがポイントであった。
問2 幾何異性体が存在する化合物を化学式から選ぶ問題。実際に構造式を書いてみて、幾何異性体をもつ化合物が見つけられればよい。
問3 アセトンの性質に関する問題。ケトンはアルデヒドと異なり還元性をもたないことを知っていれば解答できる。
問4 アルコール中の不飽和結合の数を決定する問題。アルコールとナトリウムが反応するときの物質量比に注目できたかがポイントであった。
問5 アセチルサリチル酸の合成実験を題材とした問題。aはアセチルサリチル酸の合成に関する知識、bはフェノール類の検出に関する知識があれば解答できる。
【第5問】高分子化合物の性質・糖
問1 合成高分子化合物の構造と製法に関する問題。各化合物の合成法や構造をきちんと覚えられていれば容易に解答できる。
問2 高分子化合物の性質に関する知識を問う問題。ヨウ素デンプン反応を示す化合物をきちんと整理できていたかがポイントであった。
【第6問】合成高分子化合物
問1 熱硬化性樹脂に関する知識問題。熱硬化性樹脂の代表例を覚えていれば解答できる。
問2 ジカルボン酸のメチレン基の数を求める問題。高分子化合物と重合度から、繰り返し単位の式量を手際よく求めることができたかがポイントであった。
【第7問】アミノ酸・核酸
問1 タンパク質に関する知識を問う問題。タンパク質の構造や性質に関して幅広く問う問題であった。
問2 スクロース(二糖)の加水分解に関する計算問題。還元性をもつ糖ともたない糖を意識できたかがポイントであった。

 

 

◆学習アドバイス
◆はじめに
センター試験の化学は、教科書の内容を題材につくられる、基礎~標準レベルの問題で構成されています。しかし、普段の定期テストとの大きな違いは、出題範囲が膨大であるということです。センター試験の化学で高得点を取るためには、“いかに早期に一通りの分野を学習し終えるか”ということが最も重要です。基礎~標準レベルの問題で構成されているとはいえ、広範囲の問題を解き慣れるには時間が必要です。教科書レベルの内容は、なるべく早期に学習し終えましょう。
◆センター試験化学の特徴
センター試験では、単に知識を問う問題だけではなく、その場でよく考えないと正解が導き出せないような問題も多く出題されます。普段から丸暗記中心のような表面的な学習だけでなく、各分野の根本的な部分を理解しながら学習を進めるようにしましょう。また、過去に出題された問題と類似した問題が出題されることも、センター試験の化学の特徴です。本番に挑む前には、十分な過去問演習を積んでおきましょう。
◆まずは理論化学の徹底理解を!
化学の学習を進めていく上で、理論化学の分野をしっかりと理解することがとても大切です。なぜなら、その後に学習する無機化学や有機化学の学習は、理論化学で学んだことが土台となるからです。理論化学がしっかりと理解できていれば、無機化学や有機化学の学習もスムーズに進めることができます。
◆高3の夏までに全範囲を終わらせよう!
皆さんに、ぜひ、目標にしてもらいたいのが、高3の夏までには、教科書レベルの内容を一通り学習し終えるということです。先ほども述べたように、センター試験の化学では、“いかに早期に一通りの分野を学習し終えるか”がカギとなります。その期限を高3夏に設定しましょう。そのために、塾・予備校や参考書なども利用し、今から計画的に学習を進めましょう。
◆模試を活用しよう!
実際に行われたセンター試験の問題をもとに、出題内容や問題レベルを分析して作られる東進の「センター試験本番レベル模試」は、全国統一高校生テストを含めて年間6回実施されます。これらの模試を活用することで、問題の出題傾向を把握し、現状で自分に足りていない部分を把握することができます。上手に模試を活用し、来年の本番に向けて十分な対策を行いましょう。

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2018年 1月 15日 【センター速報】物理学習分析+アドバイス

◆設問別分析

【第1問】小問集合
問1では、一体となる直前・直後での運動量保存則の式から速さを求めればよい。
問2では、音の速さ、振動数、速さの関係式、うなり、ドップラー効果の式などをもとに考える。
問3では、まず点Pから等距離にあるA,DとB, Cのペアを考えて,二つの点電荷による電場をそれぞれ合成し、その電場をさらに合成する。点電荷に近いほど電場は強い。
問4では、気体分子の平均運動エネルギーの式と2乗平均速度の式から考える。
問5では、円板Aと物体Bの重心の位置を用いて、切り取る前の円板の重心の位置を表して考える。

【第2問】電磁気
Aはコンデンサーと抵抗を含む回路についての出題である。
問1では、はじめコンデンサーは導線と同様に考えてよく、十分に時間が経過するとコンデンサーは充電されコンデンサーに流れる電流は0に近づく。

問2では、コンデンサーに蓄えられた静電エネルギーがすべてジュール熱として発生すると考える。

Bは磁場中を運動する長方形コイルに生じた誘導起電力についての出題である。
問3では、磁場が正方形コイルを貫く面積の時間変化を考える。また、電流の向きはレンツの法則より求める。
問4では、コイルの鉛直方向での力のつりあいより求める。

【第3問】波動
Aは正弦波とその重ね合わせに関する問題である。
問1では、時刻t=0sでの波形よりαが求められ、0.1s間に進行した距離と波長からTが求められる。
問2では、アは図2の入射波と反射波の合成波を描いてみるとよい。イは、隣りあう節と節、節と腹の間隔から、x=1.0mでは節になるか腹になるかを考える。
問3では、図3から基本振動と2倍振動において問われている波形を考え、二つの波形を重ね合わせて合成波の波形を求める。

Bは2枚のガラス板での反射による光波の干渉に関する問題である。
問4では、ウは絶対屈性率の小さい物質から大きい物質に向けて伝わる波が、その境界で反射するとき位相が反転することから解答する。エは二つの透過光の経路差の変化から現象を求める。
問5では、空欄5は強めあう条件式を立て、波長を振動数fと光の速さcで表して代入する。空欄6は振動数を大きくしたとき、再び強めあう条件式が成り立つときとの振動数の差を空欄5の結果より求める。

【第4問】力学・熱力学
Aはばねにつながった小物体のあらい水平面上での運動に関する問題であった。
問1では、水平方向での力のつりあいの式を立てる。
問2では、アは水平方向にはたらく力の合力を考え、イは放してから次に速度が0になるまでの時間を単振動の周期で表すとどうなるかを考える。

Bはシリンダー内での単原子分子理想気体の状態変化に関する問題であった。
問3では、気体の体積Vとシリンダーの断面積Sを用いて、ばねの自然の長さからの縮みを表すと、ピストンにはたらく力のつりあいよりばね定数が求められる。また、理想気体の状態方程式を用いると、ばねのエネルギーが選択肢のように表せる。
問4では、単原子分子理想気体の内部エネルギーの変化量の式を用いる。
問5では、P-Vグラフのどの部分の面積が仕事を表すかを考える。

【第5問(選択)】力学
太陽を周回する惑星の運動に関する問題である。
問1では、近日点、遠日点での面積速度の式を立てる。
問2では、まず万有引力による位置エネルギーのグラフを選択し、力学的エネルギー保存則から運動エネルギーのグラフを選択する。
問3では、遠日点が近日点に比べて万有引力による位置エネルギーが大きいかどうかを考える。そのうえで、遠日点に到達するためには近日点での運動エネルギーがどうなるかを求めれば解答できる。

【第6問(選択)】原子
原子と素粒子に関する問題である。
問1では、素粒子と質量欠損の知識から選択する。
問2では、α崩壊、β崩壊で陽子の数と中性子の数がそれぞれどのように変化するかを考える。
問3では、半減期に関する模擬実験としてしばしば見られるものである。

◆学習アドバイス
◆センター試験物理の特徴
2015年から始まった現行課程におけるセンター試験では、「力学」「波」「電磁気」「熱とエネルギー」の基礎を学ぶ「物理基礎」、それらの発展事項に加え「原子」分野を学ぶ「物理」があります。センター試験本番では、皆さんの志望に合わせて「物理基礎」「物理」いずれかを、受験することになります。センター試験の形式は選択肢から正解を選ぶマークシート方式ですが、数式、数値の計算だけでなく、短文の正誤を選ぶもの、正しい図やグラフを選ぶものなど、物理現象を理解、説明する能力がさまざまな側面から問われます。このさまざまな形式の問題を、限られた時間内に正確に解答していくことが求められています。
◆センター試験対策にあたって
センター試験の「物理」では、応用的な問題も出題されますが、基本的な内容がきちんと理解できているかどうかが問われます。したがって、受験を来年に控えた新高3生の皆さんは、まず教科書の内容を習得することを心がけてください。現在の履修状況にもよりますが、今回のセンター試験本試験であれば、今の段階でも正解できる問題が少なくないと思います。
◆基本的な考え方を身につける!
皆さんが履修している学習課程では、物理現象を式で書き表すだけでなく、実験などの探究活動を通して理解させようとする傾向が見られます。ですから、普段の学習ではそういった機会を大切に活用し、加えて基本的な問題集を解いていくことで、基礎基本を確かなものにするように学習を進めてください。
◆物理現象の表現法をみがく!
センター試験では図やグラフを利用させたり、短文の正誤を判断させたりといった問題が出題される傾向にあります。これらへの対策として、普段から問題の答えだけでなくそれに関係した考察をする習慣を身につけておきましょう。具体的には変数を変えて結果を吟味する、グラフを描いてみる、物理用語の定義について教科書で確認する、などです。センター試験は題材が教科書で紹介されるような有名な現象であることが多いので、こういった対策は非常に有効です。また、各分野はまんべんなく出題されますから、学習分野が偏ったり、苦手分野を残したりすることは避けなくてはいけません。
◆模擬試験で腕試し!
さらには本番と同じ形式での模擬試験を通じて経験を積むことです。時間配分のコツをつかみ弱点を洗い出すには最適です。東進で実施する全6回のセンター試験本番レベル模試(全国統一高校生テストを含む)を定期的に受けることで、学習成果の確認や苦手分野等の認識に役立ちます。さらに問題を復習することで、苦手分野の克服につながります。合格に向けて活用するとよいでしょう。

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◆2017年度入試JR奈良駅前校合格速報(第3弾)

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2018年 1月 15日 【センター速報】数学ⅡB学習分析+アドバイス

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【第1問】三角関数、指数・対数関数
[1](三角関数)
 初めに弧度法の定義、および弧度法と度数法の対応に関する問いがあった。その後は三角関数を含む方程式を、加法定理や合成を用いて解かせる問題であった。変形の仕方が誘導されているので、それに従って進めていけば取り組みやすい。
[2](指数・対数関数)
 対数関数を含む不等式の問題。対数関数を置き換えることにより、tの2次不等式や、2次式の平方完成を考えることになる。
【第2問】微分法・積分法
[1](微分法・積分法)
 放物線と直線によって囲まれた部分と、直線によって囲まれた部分の面積を文字で表し、その差の増減を調べる問題。面積Sを問題文で与えられた形のまま進めると、高次方程式を扱うことになり、計算がやや煩雑になる。
[2](微分法・積分法)
 曲線と直線で囲まれた部分の面積をtの関数として表し、それをもとに曲線の方程式を求める問題。基本的には原始関数からそれを微分してできる関数を求める容易な問題だが、設定が珍しいので、面食らった人も多かっただろう。
【第3問】数列 (選択問題)
 等差数列、等比数列の問題であり、前半は初項や公差、公比、和の計算などの基本問題。後半はその結果を利用して、和の計算を行うように誘導されている。見た目は複雑な和の計算に見えるが、Σの式を展開し、具体的に書き出してみれば難しい計算ではない。
【第4問】ベクトル (選択問題)
 三角形の分点がテーマの平面ベクトルの問題である。ベクトルの始点が三角形の内部の点であることに注意して計算していくことになる。難しい内容ではないが、文字が多く、結果が分数式になることもあり、丁寧に解き進めていく必要がある。
【第5問】確率分布と統計的な推測 (選択問題)
 カードを取り出すことで起こる事象に関して、その回数の平均や分散の計算などを行う。また、二項分布を正規分布で近似する問題もある。最後には、ある信頼区間の幅に関して、標本の大きさなどを変化させることでの大小関係を調べる問題が出題された。

◆学習アドバイス
センター試験の数学II・Bでは、数学I・Aよりも発展的な出題が多い一方、数学II・Bは、数学I・Aの学習を土台としているため、数学I・Aが未完成な状態では高得点は望めません。まずは、できるだけ早く数学I・Aの基礎を完璧なものにしましょう。その上で、数学II・Bの基礎を固めていくことが、効率的な学習となり、総合的な数学の力をを自分のものにしていくことに繋がります。
数学II・Bのそれぞれの分野において、センター試験対策に重要なポイントは以下の通りです。

◆方程式・式と証明
3次式の展開・因数分解、二項定理、整式の除法について、しっかりと理解しておく必要があります。特に整式の除法は、剰余の定理、因数定理の導出の基となるものなので、原理からしっかりと理解を深めておきましょう。
◆三角関数
加法定理から派生する倍角公式などは丸暗記でなく、導出過程も含めて理解し、さらに実際に使いこなせるレベルまで達する必要があります。求めるものによって、適切な式変形が素早く出来るように、まず加法定理を完全に理解しましょう。
◆指数・対数関数
指数法則、およびそこから導かれる対数計算、底の変換の計算などがいかに正確に素早くできるかがポイントです。指数や対数の底の大きさによる大小の場合分けや、対数の真数条件などの基本事項を理解した上で、計算のスピードを上げる練習をしましょう。
◆図形と方程式
座標平面上における2直線の平行条件・垂直条件や、点と直線の距離、円の方程式の求め方は必ず理解しておきましょう。また、領域における最大・最小問題は、文字のとり得る値や不等号の向きに注意して正しく図を描くことが重要になります。図から大小が容易に判断できない場合には、計算で比較を行うなど臨機応変な解法が取れるようにしましょう。
◆微分法・積分法
数学II・Bにおいて、毎年ほぼ必出の積分による面積の計算は、最も多くの時間を要する部分になります。図を描くことで面積を求める際の領域を求め、積分計算を正確に素早く行う必要があります。面積を求める領域の把握が第一歩となるので、日ごろから面倒がらずに図を描く習慣を身につけましょう。
◆数列
等差数列、等比数列の決定とその和、漸化式、群数列など出題テーマが多岐にわたる分野ですが、いずれにおいても項の対応(規則性)を考えることが重要です。日ごろから具体的に項を書き並べて考えることを習慣を身につけましょう。
◆ベクトル
内積計算、2直線の交点の位置ベクトル、ベクトルの垂直・平行条件、共線条件、共面条件などを押さえておく必要があります。一つ一つ整理して、確実に理解しましょう。

これらの分野を効率よく学習するには、いきなり入試レベルの問題に取り組むのではなく、教科書の例題、練習問題、節末問題、章末問題と、少しずつステップアップしていくのが一番の近道です。「計算を最後までやり抜く」ことや「図やグラフを描いて考える」ことを積み重ね、早期に基礎を確固たるものにするために、問題演習を繰り返しましょう。

物事を理解するとは、その道理や筋道がわかり、自ら考えることができるようになることです。解法の暗記に頼るのではなく、公式や解法の原理を理解してから先に進むような勉強を繰り返すことで、受験だけでなく、将来社会に出てからも役立つ本当の力をつけることができます。
数学II・Bの問題は、数学I・A以上に抽象的に考えさせる問題が多く、また計算量も多いため、時間が足りないと感じることも多いと思います。センター試験対策としては、限られた時間で正確に解けるように演習を繰り返すことが欠かせません。

東進では全国統一高校生テストを含めて年6回実施される「センター試験本番レベル模試」があります。センター試験の傾向や自分の現在の力を知り、さらに不得意分野・弱点を明確にしてセンター試験対策を進めていきましょう。

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