【センター速報】地理B学習分析+アドバイス | 東進ハイスクールJR奈良駅前校|奈良県

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2018年 1月 14日 【センター速報】地理B学習分析+アドバイス

◆設問別分析

【第1問】世界の自然環境と自然災害
例年通り第1問は自然環境に関する出題であり、4年続けて自然災害に関する設問が盛り込まれた。全体的に標準以上の設問が並び、理解が不十分な受験生にはやや得点しづらい大問である。
問1 大地形の分布に関する理解が決め手となる。標準。
問2 それぞれの湖に関する知識ではなく、周辺の自然環境の理解が必要。
問3 成帯土壌チェルノーゼムに関する基本的な出題である。
問4 植生に関する文章の正誤判定だが、丁寧な判読が必要。
問5 サヘルに関する正誤判定だが、常識的にも判断できそうである。
問6 エルニーニョ現象に関する問題だが、冷静に考えれば難しくない。
【第2問】資源と産業
第2問は例年、産業分野に当てられている。そのうち「資源と産業」というテーマは2008、2011、2014、2017年と3年周期で出題されてきたが、この周期が崩れて2年連続の出題となった。得点しやすい設問が並んでいるので、ここで稼ぎたい。
問1 スマートフォンに用いる資源や技術の分布。ボーキサイトの判定が鍵。
問2 九州に分布する半導体産業の立地条件。基本的な理解があれば十分。
問3 世界の工業地域に関する文章判定。標準的な設問である。
問4 自動車産業に関する統計判定。アジアの判定だけなら難しくない。
問5 科学技術と農業に関する正誤判定。基本用語の理解が決め手となる。
問6 日本のサービス業の分布。大都市圏への集積度が判定のポイント。
【第3問】生活文化と都市
集落(都市・村落)に関する問題は2009年以降続けて出題されている。近年は生活文化との組み合わせが定番になっている。前年は設問数が一つ減ったが、本年は以前の6問に戻った。難問はみあたらないので、とりこぼしに注意したい。
問1 宗教に関する統計判定。ドイツ=新教と単純化していると、やや迷う。
問2 衣服の地域性に関する問題だが、文章から画像を思い浮かべたい。
問3 マレーシアの民族問題。用語の知識に関する標準的な設問である。
問4 都市人口に関する統計判定。できれば4カ国とも判定してほしい。
問5 旧城下町の都市景観に関する文章判定。これも4地点とも判断したい。
問6 日本の都市ごとの人口ピラミッドの判定。労働力の分布を考える。
【第4問】西アジアと周辺地域
地誌を扱う大問の地域として西アジアがとりあげられるのは、2014年以来である。やや難度の高い設問が並ぶ大問であった。
問1 地形環境に関する問題。アルプス=ヒマラヤ造山帯の位置を考える。
問2 農業生産に関する問題。D=アフガニスタンの知識は乏しいだろう。
問3 各国の宗教別人口の判定。「外国籍の住民を含む」が重要なヒント。
問4 産業と経済に関する3指標の判定。やや難しいので冷静に対処したい。
問5 外国からの訪問者と日本からの直行便の統計を判定する。難問である。
問6 3カ国における紛争に関する組み合わせ問題。正確な理解が必要。
【第5問】北欧3カ国の比較
新課程の実施に伴い2016年度からは比較地誌の大問に衣替えされた第5問だが、これまでの2カ国の対比であったものが、3カ国(ノルウェー・スウェーデン・フィンランド)の比較として出題された。地誌に関する標準以上の知識と理解が求められている。
問1 3地点の気温の年較差。ヨーロッパの気候における海洋の意味を考える。
問2 3カ国の発電エネルギー。頻出だが、地誌的な知識が必要である。
問3 3カ国の貿易統計判定。スを先に判定できれば、あとが決めやすい。
問4 アニメーションを題材にした設問。「海賊」「ウラル語族」が鍵。
問5 形式が目新しい統計判定。北欧=高福祉・高負担という理解が必要。
【第6問】地域調査(岐阜県高山市)
例年通り地理A(第5問)との共通問題である。設問数は、昨年一つ増えたものが、元に戻されて6問となった。例年出題される新旧地形図の比較がなかった。全体としては標準的な難易度の大問である。
問1 3都市の気候判定。日本海側・太平洋側・内陸の特徴をつかむ。
問2 統計地図における指標の意味が分かっていれば、常識で判断できる。
問3 会話文の判定。会話内容を丁寧に読解しないと混乱しそうである。
問4 地形図の判読。基本的な地図記号の知識で判定可能である。
問5 観光に関する統計の読み取り。下線部だけを見ていると間違いやすい。
問6 標高と植生帯との組み合わせ。一般的な理解を当てはめて考える。
◆学習アドバイス
◆センター試験地理Bの特徴
センター試験における地理Bは、現代世界の系統地理的・地誌的考察や地球的課題などの重要項目、および地図、写真、統計の読み取りなどの地理的技能の習熟度を、多角的に幅広く問うことを基本として、教科書の内容に準じて出題されています。地域としては、身近な地域・日本の諸地域も含んだ世界各地の問題がバランス良く配置されています。内容面でも、世界全体を視野に入れて各分野からまんべんなく出題されています。また、知識(用語や地名)そのものを問うことは少なく、地図や写真、統計など各種資料の読み取りと関連付けた出題が多くなっています。すなわち、標準的な知識をもとにした情報処理、思考、判断の能力を試すことが主題となっています。
◆思考力が大事
ということは、丸暗記に終始するような詰め込み学習では対応できないのです。地理は暗記科目と考えられがちですが、センター試験の地理Bでは思考力がものを言います。地理的な事象について「なぜそうなるか」を十分に理解した上で、「使える(=応用できる)基本的な知識」をコツコツと積み上げていく事が大切です。知識がネットワーク化すれば、1つの理解が2つにも3つにも応用できるようになります。もちろん、知識重視タイプの問題もゼロではありません。自然環境、産業、集落といった系統地理(分野別の学習)だけでなく、地誌(地域・国ごとの学習)の準備も早めにスタートすることで、情報量の面での遅れを招かないようにしたいものです。このような場面では、一問一答形式の問題集などの学習が大いに役に立つと考えます。
◆資料問題に強くなろう
センター試験地理Bの最大の特徴は、地図や図表、写真などの資料を使った出題の割合が高いことです。毎年多くの地図、図、写真や統計表が用いられます。自分が知らない地名が出てきた際には、必ず地図帳を開き、その位置を確認する学習を徹底するようにしましょう。教科書や資料集を用いて、主題図(テーマのある地図)や写真などに見慣れておくことも重要です。また、統計についても、順位、数値の暗記ではなく、統計の背後にある地理的事象を読み取る意識で、最新の統計をこまめにチェックするようにしましょう。
◆独特な出題形式に慣れておこう
独特な出題形式への慣れも欠かせません。組合せ式6択問題などがその典型です。問題の質や量と試験時間(60分)を見比べると、決して時間的な余裕はありません。10年分程度の過去問演習はもちろんですが、東進のセンター試験本番レベル模試を定期的に受験して、(1)頻出項目のマスターと最新傾向の把握、(2)出題形式への順応、(3)時間配分のトレーニング、といった点を強化することをおすすめします。

 

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