【センター速報】国語学習分析+アドバイス | 東進ハイスクールJR奈良駅前校|奈良県

校舎からのお知らせ

2018年 1月 14日 【センター速報】国語学習分析+アドバイス

◆設問別分析

【第1問】有元典文・岡部大介『デザインド・リアリティ-集合的達成の心理学』→やや易化
問1の漢字は、(ア)の「意匠」がやや難しいが、ほかは基本的な問題。問2は、前後を読解すればわかる基本問題。問3は新傾向の問題。問題文に関する図についての4人の生徒の対話が交わされる中、空欄に正しいものを入れる設問が出題された。問4、問5はいずれも3行にわたる選択肢の問題だが、本文ときちんと照らし合わせれば正解できる標準レベルの問題。問6は文章の表現と構成を問う問題。(ⅰ)が適当でないものを1つ選ぶ問題、(ⅱ)が適当なものを選ぶ問題なので、注意が必要である。
【第2問】井上荒野「キュウリいろいろ」→昨年並み
問1の語句の問題は、辞書的な意味で対処できる。「枷が外れる」はやや難だが、本文の内容に即していけば解ける。問2~問4は標準的な理由説明・心情説明問題だが、かなり間違いやすい選択肢になっている。問5は3行選択肢の理由説明問題で、やや難。問6は昨年と同様、表現に関する問題だが選択肢に指摘された箇所を探すのに時間がかかり、やや難。
【第3問】本居宣長『石上私淑言』→やや易化
問1は例年通り部分訳の問題。(ア)は前後の文意も考える必要が少しあるが、(イ)(ウ)はほぼ単語の知識で解ける。問2の文法問題は新形式の問い方で、傍線部に関する文法説明のうち不適当なものを選ぶ問題。助詞が関わる問題は2016年の「の」の用法を問う問題があったが、それ以前の出題にはほぼ見られない新しい傾向と言える。問3は、「問ひて云はく」に対する答である「答へて云はく」の後半「恋はよろづの……」に注目して選択肢と照合する。問4は、「答へて云はく」の最初の5行に注目して選択肢と照合する。問5は傍線部がないが、注目すべき箇所が「さはあれども」から始まる段落と分かれば正解は得られる。問6も傍線部はないが、例年のような本文全体を見わたす合致問題ではなく、本文1枚目(30ページ)最終行の「色を思ふも本は……」と、最終段落の内容を選択肢と照合して解く問題であった。
【第4問】李とう『続資治通鑑長編』→やや易化
問題文は187字で、ほぼ平年並み。設問数が昨年度から6に戻っている。マーク数も昨年同様8であった。本文は注も多く比較的読みやすいものであった。問1は漢字の読み方ではなく、「議」「沢」の意味の組合せ問題。問2は昨年同様短い傍線部の解釈の問題。問3は、返り点と書き下し文ではなく、書き下し文と解釈の組合せ問題であった。問4は2ヶ所の名詞と述語の主体の組合せ問題。問5は理由説明、問6は内容説明問題で、概ね例年の傾向の範囲であった。
◆学習アドバイス
センター試験は、ごく限られた時間内に正答を求める試験です。普段から、現代文2題・古文1題・漢文1題の4題を80分で解き終わるための時間配分の訓練をすることを念頭においてください。「マーク式だからなんとかなる」という安易な考えでは、志望大に合格する十分な点数は取れないことを肝に銘じてください。センター試験まであと1年、次のアドバイスを参考にして、計画的にしっかりと勉強を進めていきましょう。

■現代文
 第1問の「評論文」は、例年は抽象的な内容の評論文が出題されるので評論文に苦手意識のある生徒は、まず漢字・語彙といった知識事項を固めることが先決です。こうした漢字力・語彙力は、単に漢字問題や語彙問題で点を取るだけでなく、読解力を根本から支えることにつながります。早い段階で漢字と語句の問題集を1冊ずつ仕上げ、それを文章読解の中で理解していく形をとりましょう。
 またセンター現代文に求められる「速読力」を付けるためには、本文を読みつつ問題がきたら解くという読解法(「読みつつ解く」)を日頃からトレーニングしておくことも必要です。そして、本文を読み進めるときはただ目で文字を追うのではなく、手を動かして、キーワードや筆者の主張にしっかり線引きをしていくことで解答の根拠をすばやく見つけられるように学習を進めていきましょう。
 第2問の「小説文」については、本文を「客観的」に読むということを一番に心がけてください。感情移入をして主観的に読んでしまうとどうしても得点は安定しません。本文を客観的に正確に読み、事実関係と登場人物の心情をしっかりととらえ、選択肢を要素に分けて「消去法」で消していく読解法を身につけていきましょう。
 また小説の語句問題は「辞書的な意味」を答える必要があります。日頃からわからない語句は辞書を引く習慣をつけて、評論の漢字や語彙と同様にどんどん吸収していきましょう。

■古文・漢文
 古文・漢文は、現代文に比べると、何について問われているかが見えやすい出題が多く、それゆえ土台となる知識・基本事項の比重の大きい科目です。古文であれば、古典文法・古文単語・古典常識・敬語法など、漢文であれば、返り点などの訓読のスピード・重要句法・漢字の用法や読み・重要語などの土台になる知識の完成度が勝負の大きなカギを握ります。これらをできるだけ早い時期にマスターすることが大切です。遅くとも夏休みが終わる時点までに繰り返し確認をしながら、土台の勉強を終えましょう。それらの知識を身につけたら、後はそれを駆使してできるだけたくさんの問題を解き、解法の訓練を重ねることが必要です。きちんとした土台の上に、全体の時間配分に留意しながら正解を判断するスピードや要領の訓練を重ねることで、常に高得点がとれる、本当の力を身に付けることができるようになります。

 夏以降は、センター過去問演習の講座や模擬試験によって、解法の訓練と時間配分の練習を繰り返して下さい。模擬試験は何点とれたかということよりも、年間の学習計画の中で、その進捗度・定着度を測定・認識することが重要なのです。隔月で年6回行われる「センター試験本番レベル模試」を定期的に受験していくことで、着実に実力をのばしていきましょう。

◆【申込開始!!】東進の学習システムを体感!!新年度特別招待講習!!

◆2017年度入試JR奈良駅前校合格速報(第3弾)

*画像をクリックすると合格体験記詳細へ移ります。


◆JR奈良駅前校をweb見学!!!

*画像をクリックすると校舎内詳細へ移ります。

◆卒業生の声!!!

◆JR奈良駅前校は直営校・現役大学受験専門校舎です!!