【センター速報】世界史B学習分析+アドバイス | 東進ハイスクールJR奈良駅前校|奈良県

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2018年 1月 14日 【センター速報】世界史B学習分析+アドバイス

◆設問別分析

【第1問】世界史上の帝国や王朝の支配
Aはローマの支配の正統性と平和、Bは『アーサー王物語』とヘンリ2世の関係、Cは中国の王朝交替と正統論についてのリード文であった。Aではローマ帝国についての設問のほかに、支配の仕組みやローマ帝国の支配下にあった諸都市のその後の歴史について、地域・時代ともに幅広く出題された。Bでは叙事詩などについての文化史や帝国一般についての問題が出題された。Cでは中国史を中心とするアジア史について出題された。全体としては、文化史を含めた幅広い知識が問われた。
【第2問】宗教や宗教集団
Aはシク教とシク王国、Bは16世紀のヴェネツィアにおけるユダヤ教徒、Cは近代におけるムスリムの改革や抵抗運動についてのリード文であった。Aでは地図問題を含めインドを中心に出題された。Bではユダヤ教徒や商業など幅広く出題された。Cでは宗教関連の出来事を中心に出題された。全体的に、文化史や地図問題などへの対応力が鍵となった。
【第3問】世界史上の都市とその建造物
Aはパリの市壁やルーヴル城、Bはドレスデンの聖母教会、Cは上海の西欧風建築や現代のビル群についてのリード文であった。Aではヨーロッパの河川や君主を中心に出題された。Bでは東欧・北欧や第二次世界大戦期の出来事など幅広く問われた。Cでは中国史を中心に、近現代の中国と各国の貿易額を示したグラフ問題も出題された。グラフについては最近の傾向と同様に、正確な年代の知識が身についているかどうかが鍵となった。
【第4問】人の移動と戦争との関わり
Aはロシアのコサックと反乱、Bは20世紀の戦争と難民、Cはユダヤ人音楽家ヘルムート=シュテルンについてのリード文であった。Aでは政治史を中心に時代・地域ともに幅広い基本的知識が問われた。Bの年表補充問題では戦後史についての知識が問われた。Cでは20世紀を中心とする政治的出来事について出題されており、全体的に、近現代史の幅広い知識が定着しているかが問われたと言える

◆学習アドバイス

◆センター試験の基本は教科書
センター試験の「世界史B」では、大問ごとにまとまった1つのテーマに沿ったリード文から出題されています。リード文には一見すると難解な内容が記述されていることもありますが、各問題文・選択肢は世界史上の出来事について教科書の内容から記述されています。つまり、授業をしっかりと受けて、内容を理解しておくことができれば容易に問題を解くことができるのです。
◆歴史の基本の流れを押さえ、基礎を固めよう
センター試験では幅広い地域・分野から出題されています。それぞれの地域・時代の基本事項を押さえることが学習の出発点となります。教科書をしっかりと読み、太字の部分を中心に歴史の大きな流れをつかみましょう。一度に全てを覚えようとするのは無理なので、何度も読み込んで知識を深めていきましょう。同時に資料集を利用して地理的な理解を含め、視覚的に捉えるとさらに効果的です。自分の頭の中に当時の様子がイメージできるようにしましょう。
単に語句を暗記するのではなく、歴史のタテ(時間的な前後関係)・ヨコ(同時代の出来事)の関係に注目して学習をすることが大切です。センター試験では同時代(世紀)の出来事について問う問題が複数ありますので、年表を読み世界全体の動きについて把握し、さらにノートに年表を作成してみましょう。また、周辺地域史や文化史のような教科書では簡潔に述べられている部分についての出題の可能性もあります。苦手意識を作らず、広い分野に関心を向けましょう。基本事項を1つ1つ確認し、そこから派生した学習を進めることで広い知識を得られ、その結果試験では高得点が期待できます。
普段から新聞・テレビ・インターネットなど各メディアのニュースを見て、世界の出来事について関心を持つようにしましょう。民族・地域紛争など過去の事件が原因であるものもあり、簡単に調べてみると世界史だけではなく社会・時事の勉強にもなります。「世界史B」は試験直前まで得点の伸びが期待できる科目です。継続して学習し、最後まで粘り強く取り組んでください。
◆問題演習の積み重ねが大切
センター試験では、限られた時間内に正確に解答する力が求められます。出題形式は正誤判定問題のほか、2つの文の正誤組合せ問題、年代整序問題、空欄に補充する適語の組合せ問題など様々な種類があり、選択肢は4つ(まれに6つ)です。一部教科書には記載のない事項や選択肢の紛らわしいものもありますが、他の選択肢についての理解があれば、消去法で正解にたどり着くことも可能です。問題に慣れておくためには過去問の演習を積極的に行うこと、さらには東進の「センター試験本番レベル模試」を継続して受験することが重要です。過去問や模擬試験を通して時間配分や問題を解く感覚をつかみ、本番に備えましょう。はじめのうちは思ったような得点が取れないと思いますが、結果だけにこだわらず、不正解の部分をしっかりと復習して苦手分野を1つずつ解消していきましょう。

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